690DUKE ロッカーアーム交換 その2
仕事の出張で2ヶ月位家を空けていて、ブログも放ったらかしになっていました。
ロッカーアームの続きを更新しないと、溜まってしまうので重い腰を上げて書きます。
さて前回ヘッドカバーを外したところまでやっていましたが、時間が空いたせいでだいぶ記憶も飛んでます。
とりあえずLC4でよく言われるバルブクリアランスを計測してみました。
カムシャフトのギアに空いている間隔の広い3つの穴が上側になっていればOK(真ん中の穴を覗くと印があります)
この位置に穴がないと、あとでロッカーアームのシャフトを取り出せない
上死点が出たらロッカーアームとバルブシムの間に隙間ゲージを挿して、隙間の間隔を計測します。挿してみて少しキツイけど挿さるくらいが目安らしいです。初めこれがよく分からなかった。
バルブクリアランスの基準が
0.07~0.13mm
この間に収めてくださいね、とメーカーは謳っているようです。
で、私のDUKEはというと…
0.8mm
?????
バルブクリアランス調整のレベルじゃなかった…。
なぜこんなに狂っているかといいますと
このガタ見て pic.twitter.com/1jhyE5P1tG
— いち (@01Ichi) December 29, 2018
おそらくロッカーアームベアリングにガタがあるためかと思われます。コンマ0何ミリが要求される部分でこれはちょっと…。
走行距離三万キロでこんな感じですので、前のオーナーはバルブクリアランス調整なんてやってなかったのかもしれませんね。
上が新品で下がベアリングガタガタロッカーアームです。
ベアリングを持って上下に動かしても全く動きません、全然違いましたw
ロッカーアームを外すときはヘッドの六角ボルト4本緩めて
外した六角ボルトをカムのギアの丸い穴から差込、ロッカーアームシャフトに数山ネジ込んで引っ張り出します。ロッカーアームシャフト側にも六角ボルトと同じネジ山が切ってあります。こういうところは気が利くのにねKTM…
ロッカーアームを組むのは逆の手順でOK
仮組みしてバルブクリアランスを計測して、既定値になるように調整して完成です。
クリアランス調整でバルブシムを取り替える時は、100均に売ってるペン型の磁石があると、とても楽です。先っぽを45度くらいに曲げるとなお使いやすくて良し
今のところは不具合が出ていない様なので、おそらく成功だと思われます。
検索するとたくさん情報が出てくるので、いろいろ調べてみてくださいね
あまり細かく書いていないですが、自分が調べている段階でよくわからなかったところを中心に残しておきます。
誰かの参考に少しでもなれば
あと出張から帰ってきたのでちゃんとブログ書きます。